空疎世界の箱庭

気赴くまま。ゆっくりと物語を紡ぐ、そんなブログ

アンダーテールプレイ感想

突然ですが。


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↑(アンテのセットのようなもの。
真ん中のは取り出せます。
ペンダントにもできるし、オルゴールだそう。)


〜〜初めての主語り〜〜


というより!!ですよ!!


見てください!!!!これ!!!

友達がSwitchのアンテを買ったらしいので、
序盤だけプレイさせてもらいました。

その感想を、つらつらと述べたいと思います。

まずは最初。
クソはn(((ゲフンゲフン フラウィーですね。

生きるすべ(笑)です。
あれ、避けるごとに音楽が険しく、
というか、おどろおどろしい感じに
なっていくんですね。


雰囲気苦手で、まだまだ
にわかなんです。えへへ。


まあ、ここで、フラウィーから助けてくれる
マンマ参上ですよ。


マンマァ!!!(((殴


道中のしつこくかかってくる電話には、思わず
「うるせ」
っと友達の真ん前で毒を吐きました。
笑われた。


それよりナプスタが可愛かったです……!!
涙ほろほろしてました。

最高の癒やしである。


そんなこんなで、
お家に着きます。

部屋に案内されてから寝ると、
まあなんということでしょう!


バタースコッチパイが!!!(知 っ て た)


てかマンマ足早いですよね。
暖炉前で、


やること(出口を破壊するとかそんなの)
ができたわってすたすたーーって

行っちゃうときめちゃくちゃ早かったです。
わあ。

まあ安定のマンマ戦。

ここはアンテ好きの友人のおかげで
なんなくこなせました。攻撃辛かったです。

おもちゃのナイフとか、リボンを
道中で拾ったのにも関わらず装備忘れて
挑んでました。友達には

してないの!?

って言われた。うへ。


出口を抜けてからはサンズと遭遇です。

わかってても黒い影にはビビりました。


まあなんやかんやあり………

のーでぃんに到着!!

ほのぼのとした空気が良かったです!!
ショップ店員さんがとてもいい人でした!!


はい(真顔)



その後のパピルス戦で心は折れました。
なにあの骨くっそ避けにくい。
てか回復アイテム優秀。

ナイスクリーム食べてみたいなあ。


…あぁ、いや違うんです、


>>主がゲームクソ下手なだけなんです<<


パピルス戦を終えた所で、
休憩。友達にリモコンを預けてから、
床に寝そべりました。


パピルスが嫌いになりかけた。


そうそう。それとですね。



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これ。
右にあるのは、
アンテのカセットパッケージなんですが、

なにやら左のはサントラらしいです。
楽譜もついていました!すごい!!

感動で写真撮らせてもらいました。


………はい。

プレイしたのが序盤だったので
あまり感想が少ないですが。

世界観に引き込まれる素敵なゲームです。
ネットだと送料込み一万円だそう。

サントラ、オルゴール、勿論カセット、

これがついてきて、らしい。

気になる方はどうぞ買ってみてね。


ほんと楽しかったです…!!!

それでは〜。

拝啓、僕へ

拝啓、大人の僕へ

お元気していますか?

友達、なんてものは、
きっと作れていないだろうけど

そう呼べる人とは、仲良く出来ていますか

出来ていたら、いいな。

この手紙を読んでいるボクは、

いま何処で、なにをしているのだろうか

歳の幼い僕にはまだわからない、

つらい人生を歩んでいるのでしょうか。
 


今を生きていますか?


どうか、生きていてください


生きて。


どうか。
















拝啓、幼い日の僕。

今、僕は、2人も、友達が出来ました。

安心して。

もう大丈夫。

支えてくれる子が出来た。

居場所を与えて、助けてくれる子が。

だからもう大丈夫だよ。

幼い僕。

君の未来はきっと明るい。

これは、大人になった、
そんな僕からの送りものです。

クローバーって、知ってる?

流石に知っているよね。

そう、それさ。

髪につけていて。きっといいことあるから

車椅子にも慣れました。
足、上手く隠せてますか?
青く光の無い目は、
長い髪で隠れていますか?

きっと、そうだろうから。

幼い僕、

どうか、その先を、

歩いてください


ps.追伸です。
一緒に、桜の花も入れました。
これから会う人。
大切な人に、つけてあげてください。

きっと、その人が、




僕の使える人になる

台風の目は気づかない

暗い、暗い、外。

雨が振り、
風が吹き荒れ、

草木を揺らす。


その中で、
ぽつりと、佇む少女は1人。



「あたたかい」



そう呟いた。


雨に打たれている。
風に吹かれている。


フードを被る、
その少女の顔は見えない。


雨は、止まない。
風は、止むことをしらない。


誰もいない。
商店街の出店は、
既にシャッターを閉めている。


深夜。
夜。

雨は打ち付けるほど。
風はいっそう荒れる、強まる。

無人の街。
無人のように見える街。

少女は、歩く。


台風の目は、
少女の存在をしらない。

その目は、
少女の存在に気づくことはない。


「んふふ」


気が付かない。
少女の手が赤く塗れていても、
少女の持つ刃が赤く染まっていても


少女が、

この世界にいなくても。

始発の場所で____解説

はい。
常磐、ときわです。

「始発の場所で」

更新しました〜。

あれ、実は、今日咄嗟に思いついて
1時間未満で仕上げたものです。

始発とカフカ、という、
ボカロをご存知あります?

あれです。あれをモチーフに書き上げています。

それでは解説。

それと前提で、
僕は、/我/々/だ/ という実況者様のファンで御座いまして。軍パロディで、その中の2人を抜粋して今回のものを書いております。pixiv等見ている方ならわかるかもしれない…。
名前は出さず行きますが、
御本人様の迷惑のないよう……。

あ、知らなくても大丈夫です。
解説しますので。





では。。

↓↓↓↓

そこの地では、
数カ月前に戦争が起こっていました。


激戦。その名の通り、爆撃が飛び、街や付近の住宅地は荒れ地と化しました。

その戦争に参加していたのが、
今回の日記の書き手。後輩君です。

彼には、軍学校から親しくしていた、先輩が居ます。共に軍の陸兵として戦地へ赴いて居た彼ら。

彼らの居た軍は、圧倒的な強さを見せて、長い戦いの故勝利を収めます。

しかし、その戦いの最中、
先輩は姿を消しました。

戦争真っ只中、集中していたが為に、気づいたのは戦が終わった後でした。収集にて集まった所に先輩の姿が無く、後輩君は頭真っ白。

まだ、感謝だって伝えてはいない。
まだ共にしたいことなど、
沢山あった筈であるのに。

そんな彼は、その戦争が終わり軍をやめ、今まで付けていた日記を手に持ちます。

先輩の居ない軍は、
何処か物足りない気がしたから。

荒れ地になった街。その中心部へ来て、
座れそうな岩に腰掛けます。

そして、残り少ないページに、先輩への思いをつらつらと執筆していきます。

懺悔、後悔、苦労。

ときには、思い出も。

横には、1輪のアベリアが咲いている。
初夏で温かい筈の風は、
モノケの殻になってしまった街を通り、どこか、自分の心情を表すように冷たかった。
その理由を一番わかってるのは自分だから、今は、知らないふりをしていたかった。

みたいな感じです。

朝、いつも、軍の朝礼があります。
後輩はいつも、寝坊癖のある先輩の部屋へ訪れては、起こして出向いていました。
軍をやめるその日の朝。
いつも通りに部屋へ訪れたけど、
やはり先輩の姿はそこにはありません。

でも、窓を眺めるいつもの姿が目に見えたような気がして、込み上げるものを隠すように、後輩は部屋を後にします。

そんな思いを胸に、
花を摘まんで、空に投げる。

特にそれといった理由のない。
ただ、やっただけ。

どこか虚しさを浮かべて、

震えた手で書き終わった日記を閉じます。



これが、作中。

尚、先輩は生きています。

実は、その時、先輩は別の軍への勧誘を受けていました。
自軍より愉快そうで、その勧誘を受け取ります。
後輩も連れて行く筈であったのに、その時隊が離れ、話も出来ずに、勧誘先の軍へ赴くことになってしまった。

ということです。





この解説、文思い出しながら書いてるのであれですが、まあそんな感じなんだなと思ってくれれば。ね。僕はいいです。
多分ところどころ抜けてる。
絶対抜けてるけど気にしない。
常磐さんクオリティです。


クソだ(確信)


…。はい。
それでは、次のお話であいましょう。

始発の場所で

あんたには、先輩には、
伝えたいことしかないのに。


なにも出来なくて、ごめんなさい。

ただ、なにも出来ないまま、
なにも、気づくことの出来なかった俺を、
どうか許さないでください。

そんなの、
どこに居るのかさえわからない先輩には
届いていないと思うけど。


心無いクソ先輩のことだ。
どっかに、寝返っているんだろうけど。


あんたは、どこまでだって迷子だ。
街に行くときも、任務で同行したときも。
あんたは、いつも。




…そんなクソ先輩を探す時間さえ惜しいので、
今日は昔から気分で付けていた日記の、
最終ページを埋めようと思います。


日記と名乗るより、
手紙、なんですが。


…やる事のない、仕事のない


この不甲斐ない一日を、


この日記の為に費やそうと思います。





思えば、この街も、
昔視察したころと比べて、
随分賑やかなものになっていましたね。

今は、歩くことすらままならない、
そんな有様であるけれど。


そういえば、自分が座っている岩の横に、
戦火を耐えぬいたらしい花が1輪咲いてます。
アベリア、とか、そんな名前だった気がする。
花は詳しくないので、わからないけれど。


………。
本当になにもすることがないなぁ。
近くに飛んだ羽虫を目でつらつらと追ってみても、どこかへ行ってしまう。


そういえば、今は初夏の季節ですね。
気持ちいい筈の風は、なんとなく、冷たく感じます。

…気づいているけど、

今は知らないふりを、通したいです。


…あの時、先輩は、必ず連れ戻すからって。
そう言いましたよね。

あ〜あ、何処かで迷子に
なってんとちゃうかなあ。


でも、あの後ろ姿は、逞しくて。
敵を薙ぎ倒していくあんたは、
流石だとしか思えなくて。


だから、あんたが目の前から消えて。
街も、民も、何処かへ消えて。
心の行方を知らないあんたのかわりに、

心の感覚を覚えて。


情けないとは、思うけど、
ただ、横に咲いていた花を摘まんで、

空へ投げて。


震えた手で、この日記に文字を書いている。


ページの終わりが、だんだん、見えてきたな。



あの次の日、目を覚して、
いつも通りにあんたの部屋に行ったんですよ。
「起きてますか、クソ先輩」なんて。

もしかしたら、って、思って。
勿論、あんたは居ませんでしたけど。

…なんとなく興味が失せて、
あんたがいつも眺めていた窓に目をやりました。


先輩の姿が、そこにあったような気がして、
息飲んで、逃げてきましたけど。


多分きっと近い将来、
あんたと俺は何処かで出会うんでしょうね。

それは戦場かもしれないけど、
この殺意をあんたに向けられるのなら、
俺は本望ですわ。

なんて、笑って会えることが、
あればいいのだけれど。


このページも、もう少なくなってきましたね。
重ねに重ねて分厚くなったこの日記帳は、
何処かにおいて行こうかな。

今更、そんなことを思いながら、
さっき投げて、地に落ちた花を眺めてます。

煩い声で歌を歌うたび、
あんたは楽しそうにしてましたよね。


…今もまだ、震えた手で、
書いてます。

ページの、終わりだ。