始発の場所で____解説
はい。
常磐、ときわです。
「始発の場所で」
更新しました〜。
あれ、実は、今日咄嗟に思いついて
1時間未満で仕上げたものです。
始発とカフカ、という、
ボカロをご存知あります?
あれです。あれをモチーフに書き上げています。
それでは解説。
それと前提で、
僕は、/我/々/だ/ という実況者様のファンで御座いまして。軍パロディで、その中の2人を抜粋して今回のものを書いております。pixiv等見ている方ならわかるかもしれない…。
名前は出さず行きますが、
御本人様の迷惑のないよう……。
あ、知らなくても大丈夫です。
解説しますので。
では。。
↓↓↓↓
そこの地では、
数カ月前に戦争が起こっていました。
激戦。その名の通り、爆撃が飛び、街や付近の住宅地は荒れ地と化しました。
その戦争に参加していたのが、
今回の日記の書き手。後輩君です。
彼には、軍学校から親しくしていた、先輩が居ます。共に軍の陸兵として戦地へ赴いて居た彼ら。
彼らの居た軍は、圧倒的な強さを見せて、長い戦いの故勝利を収めます。
しかし、その戦いの最中、
先輩は姿を消しました。
戦争真っ只中、集中していたが為に、気づいたのは戦が終わった後でした。収集にて集まった所に先輩の姿が無く、後輩君は頭真っ白。
まだ、感謝だって伝えてはいない。
まだ共にしたいことなど、
沢山あった筈であるのに。
そんな彼は、その戦争が終わり軍をやめ、今まで付けていた日記を手に持ちます。
先輩の居ない軍は、
何処か物足りない気がしたから。
荒れ地になった街。その中心部へ来て、
座れそうな岩に腰掛けます。
そして、残り少ないページに、先輩への思いをつらつらと執筆していきます。
懺悔、後悔、苦労。
ときには、思い出も。
横には、1輪のアベリアが咲いている。
初夏で温かい筈の風は、
モノケの殻になってしまった街を通り、どこか、自分の心情を表すように冷たかった。
その理由を一番わかってるのは自分だから、今は、知らないふりをしていたかった。
みたいな感じです。
朝、いつも、軍の朝礼があります。
後輩はいつも、寝坊癖のある先輩の部屋へ訪れては、起こして出向いていました。
軍をやめるその日の朝。
いつも通りに部屋へ訪れたけど、
やはり先輩の姿はそこにはありません。
でも、窓を眺めるいつもの姿が目に見えたような気がして、込み上げるものを隠すように、後輩は部屋を後にします。
そんな思いを胸に、
花を摘まんで、空に投げる。
特にそれといった理由のない。
ただ、やっただけ。
どこか虚しさを浮かべて、
震えた手で書き終わった日記を閉じます。
これが、作中。
尚、先輩は生きています。
実は、その時、先輩は別の軍への勧誘を受けていました。
自軍より愉快そうで、その勧誘を受け取ります。
後輩も連れて行く筈であったのに、その時隊が離れ、話も出来ずに、勧誘先の軍へ赴くことになってしまった。
ということです。
この解説、文思い出しながら書いてるのであれですが、まあそんな感じなんだなと思ってくれれば。ね。僕はいいです。
多分ところどころ抜けてる。
絶対抜けてるけど気にしない。
常磐さんクオリティです。
クソだ(確信)
…。はい。
それでは、次のお話であいましょう。