空疎世界の箱庭

気赴くまま。ゆっくりと物語を紡ぐ、そんなブログ

拝啓、僕へ

拝啓、大人の僕へ

お元気していますか?

友達、なんてものは、
きっと作れていないだろうけど

そう呼べる人とは、仲良く出来ていますか

出来ていたら、いいな。

この手紙を読んでいるボクは、

いま何処で、なにをしているのだろうか

歳の幼い僕にはまだわからない、

つらい人生を歩んでいるのでしょうか。
 


今を生きていますか?


どうか、生きていてください


生きて。


どうか。
















拝啓、幼い日の僕。

今、僕は、2人も、友達が出来ました。

安心して。

もう大丈夫。

支えてくれる子が出来た。

居場所を与えて、助けてくれる子が。

だからもう大丈夫だよ。

幼い僕。

君の未来はきっと明るい。

これは、大人になった、
そんな僕からの送りものです。

クローバーって、知ってる?

流石に知っているよね。

そう、それさ。

髪につけていて。きっといいことあるから

車椅子にも慣れました。
足、上手く隠せてますか?
青く光の無い目は、
長い髪で隠れていますか?

きっと、そうだろうから。

幼い僕、

どうか、その先を、

歩いてください


ps.追伸です。
一緒に、桜の花も入れました。
これから会う人。
大切な人に、つけてあげてください。

きっと、その人が、




僕の使える人になる